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WD製HDD Caviar Green 重度の低速病
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プチフリーズ
でも 重度の低速病はWD製HDD Caviar Greenだけじゃ無い
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WD製HDD Caviar Green 低速病の調査
低速病の改善は不可であってもデータのサルベージは可能です
●2016/09に於いて、この程、各サイトで掲載されている内容とも少々違う内容と思われる症状のWD製HDD Caviar Green 低速病を確認し参考のため公開しておきたいと思います
調査対象 WD製HDD Caviar Green WD5000AADS
対象容量 500G
使用用途 シャープ製 BD搭載HDD内臓ビデオレコーダ
依頼時の連絡内容として症状とし番組を録画後、急にHDDを認識しなくなった。空き容量としては二割程度は存在していたと思われる内容となります
到着時の確認した内容
取外しテストマシンに接続したところusb/sataともに接続では認識するも最初にusb接続時はモーター起動せず、なんどか電源のon/offを繰り返しモーターが回転を開始した事を確認
PC用では以下の方法などで回避、及び回復できる場合がある事が紹介されておりますが
●CrystalDiskInfo等でAAMの設定をEARSのデフォルトである「80h」に設定し
システム再起動 再起動の後AAMが変更した値になっているか確認のこと
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しかし当方の調査対象がHDDレコーダのためHDD基板のファームウエアが書き換えられている可能性が高いため同一り症状では無い可能性もありますが
●CrystalDiskInfo等でAAMの設定を調査するとEARSのデフォルトである数値「80h」となっている事を確認した事例があります
この低速のままで「バックアップ作業」をした場合、通常は数時間で完了するものが「八日間」の時間が必要でした
また、このバックアップの作業の間ですが「発熱」は非常に少なく、不良セクタとし検出は無しなんとか完了しましたが
低速病の回避のためCrystalDiskInfo等でAAMの設定を調査するとEARSのデフォルトである数値「80h」では無く「バフォーマンス優先」に設定してみた所
在る程度の速度の回復は見られましたが、こんどは総ての領域が「不良セクタ化」し検出されてきました
当方で各、サイトを拝見した限りではPC用では低速から回復した場合、この不良セクタの検出は存在しないようです
この点などが従来とは大きく異なります
この状態になった場合、Sony製品のレコーダに使われ、たとえば基板を◆HDD換装による救出(交換)、などで使用した場合に原因は特定できておりませんが電源投入時は起動しようとはしますが直ぐに起動停止しした内容を確認しております
※基盤ファームウエアが書換えられたのが原因か、それとも基盤自体も劣化したためかの判断が現在、ついておりません
ファームウエア書換えが原因であるとすればメーカーや機種により書き換える内容が違ってくるため
実際に実物で試験をしない限り最終的な判断はできません
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プチフリーズと思われる障害の調査
調査対象 WD製HDD Caviar Green WD5000AADS
対象容量 500G
使用用途 シャープ製 BD搭載HDD内臓ビデオレコーダ W録画機能搭載
依頼時の連絡内容として症状とし番組を録画後、急にHDDを認識しなくなった。空き容量としては殆ど存在していない思われる内容となります
到着時の確認した内容
●PCに接続した場合CrystalDiskInfoでの調査ではSATA/USB接続時はともに異常なし
●各種の不良セクタを調査するツール、HDD製造メーカー提供のものでも異常確認できず
但しレコーダに取り付けすると確実にエラーを検出し
搭載HDDの情報、および収録状態を一切、表示できません
●状態よりレコーダに取り付けられている時のみプチフリーズをおこしているものと推測
判定方法とその根拠
作業開始時、必ずバックアップを取得し(今回はイメージで取得)作業をします
この時、収録されている状態とデータの破損状態をチェックするためイメージと現物本体の同一箇所を部分的にスキャンを施行し検出結果を比較します
本来、正常であれば「同一」の結果がでますが「結果」が違うケースがあります
この状態であった場合、現物本体に何らかの障害か損傷が必ず存在します
レコーダの電源を投入し管理画面などの表示はするものの、リモコン等の捜査が重く正常に移動できない項目もあります
今回は検出結果でHDDの初期部分に違いが確認されています
※パソコンなどでの使用であれば外部に接続しデータの収録程度には利用は間違いなく利用はできる内容ですがHDDレコーダでの内臓での利用ができない状態です
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