【メーカー別の収録状態及び故障傾向】
--過去の事例から最近の傾向まで--

AX-300iについてはメーカー公表の通りのレコーダとサーバーの中間的な仕様です。他社と違い内部の管理はOSとしてLinuxがメモリーではなくHDDにインストールされており複数のパーテーションに分割されてパソコン用ツールですべて確認可能です。データは最後の分割領域の「fs無し」に収録されており復元は可能です。
※各種のサーバー機能を持たせているため表示要領に対し収録できる容量は6〜7割り程度の容量です
※通常、他社の場合、レコーダのHDDは「未設定」と表示されるためWindows用のコピーツールでデータはコピーが出来ませんが、AX-300は一部のツールはコピー可能な事を確認しています。
※検証に利用したコピーツールは通常の丸ごとHDDコピーするタイプでは無くパーテーション単位でコピー可能ツールで検証しています。コピー先が「物理フォーマット」されているのであれば「コピー先」から「コピー先を消去した状態」のHDDからでも「データの復元や救出」が可能です。コピー先は同一容量のHDDで試験をしています

Recbox 3TBを調査
状態 使用率 約52% 中のデータが開けない
メーカーからは初期化が必要と言われた事との連絡がありました
usb-HDDなどとのデータ転送の途中でハングアップの後に記載内容の障害が発生
取り外しHDDを調査した所、HxD等でセクタ情報が取得できずバックアップ不可
サルベージツール等のイメージ化ツールで無圧縮dskにては取得可能
取得後、物理とイメージを、其々スキャンしイメージからエラーを起したときの一時ファイルがどうやら邪魔をし動作できなくなっている状態と判断し依頼者へ連絡
おそらく、この一時ファイルを削除すれば再生は可能となるとは思いますが、それらに伴うリスクも考えられるため
それらを依頼者に連絡し作業を継続するか中止するかの判断を依頼し
数日後に中止の判断がきたためご案内に記載の通り着払いにて返却しました
※なお調査のみとなったため当方の料金発生はありません
なおI/O製品の外付けタイプの場合Sony製品のような修理後にデータを移植させた場合と同様に収録番組など一覧可能になる製品があります

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現在調査中です。FUNAIからのOEM製品が大半です
FUNAIが国内他社へもOEM供給をしており東芝などについてのOEMは仕様が様々存在しており現在、各社の最新の仕様が確定できない状態の原因ともなっています
DX以外の他社へのOEM製品であっても吸出については可能なものが大半なようですが消去されたデータの復元については相手先の仕様の関係もあり確定できておりません
FUNAI製の場合OEM先の特徴が強い製品と他社へのOEM製品であってもFUNAIの特徴が強い製品があるようです

池上通信機 監視カメラ用 SDR-250 16CH デジタルレコーダ IDE 160G ×2 320G仕様
障害状態とし半分の容量しかデータを認識しない。
調査結果とし160G 2個のHDDに不良セクタは無、
片方のHDDの認識に異常に時間がかかり相当な劣化が進行している状態が確認された
中のデータについてはmjpeg(Motion JPEG)が採用されているようです
モニタへの接続はBNC-RCAケーブルが必要です
対応方法は吸出、復元は可能だが利用コーデックが特殊なようで通常のMotion JPEG再生可能な状態では再生が不可
※ただしメーカーより付属する再生ソフトがあれば再生確認は可能かもしれません
今回の依頼は再生ソフトが無いためそのため対応は●Sony製品 地デジ BS/CSデジタル救出となります
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